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新潟県ここでしかここにしか(2) 14温泉地でスイーツめぐり

新潟だけの甘い旅

「うまさぎっしり新潟」キャンペーンでは、新潟県旅館ホテル組合が大きな役割を果たしてきた。旅館と飲食店が手を結び、うまい昼食として丼物を提供する「新潟ライスボウルめぐり」は、2008年に月岡温泉で始まり、それが新潟県全域に広がった。

「にいがた朝ごはんプロジェクト」も、10年冬に松之山温泉が共通の朝食メニューを開発し宿泊客に提供したのが始まりで、それが新潟県旅館組合青年部全体の取り組みに発展し、全県に広がった。

そして旅館発案のもう1つの食めぐりが「にいがた温泉スイーツめぐり」だ。08年に湯田上温泉で始まった「湯田上スイーツプロジェクト」が全県に広がった。湯田上温泉では、旅館と地元農家が協力し市場に出ない「ハネモノ」フルーツを使ったオリジナルスイーツを考案した。地元名産の西洋梨ル・レクチェやイチゴの越後姫、越の梅などで季節感のあるスイーツが宿泊客に喜ばれた。

現在は新潟県旅館ホテル組合女将会が主催し、宿カフェとして定着している。

この秋の宿カフェ参加施設は昨年の12温泉地62軒を上回る14温泉地の68軒。それぞれの宿が季節や地域ならではのフルーツなどを使ったスイーツを喫茶コーナーやロビーラウンジ、レストランで出している。県内全域の旅館ホテルでオリジナルスイーツめぐりができるのは新潟だけ。

月岡温泉清風苑

月岡温泉・清風苑のスイーツ

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