村杉温泉は健康づくりの拠点　入浴と様々なメニュー

12/09/25

歴史と自然の風情充満

阿賀野市の村杉温泉。五頭山麓の旧道沿いに旅館６軒と共同浴場、商店などが並び風情がある。

温泉街の最奥に薬師堂がある。１３３５年に戦乱を逃れてきた足利家の武将、荒木正高が薬師如来のお告げで温泉を発見したと伝えられている。薬師堂は、正高が源泉のそばに建立した。

源泉は薬師乃湯とよばれ、今は自然湧出の１号泉、２号泉と掘削した３号泉の３つの井戸がある。いずれも放射能を含んだ温泉で、このうちの３号線からは最大値で２０４マッヘという高いラドン含有量が確認され、湧出量も毎分約５００リットルと多い。

村杉温泉では薬師乃湯を最大限に生かした温泉地づくりに取り組んでいる。薬師堂の下に共同露天風呂、共同浴場の上には、源泉を囲むように足湯、そして飲泉所がありミニスパエリアとして年間10数万人が訪れる。

野趣に富む村杉温泉の露天風呂

五頭山麓の自然環境と、「ゆうきの里」としての安全で安心な食の提供。健康づくりの拠点となる温泉リゾートとして、温泉入浴プラス自然探索、ウォーキング、体験、健康食、森林セラピーを組み合わせた様々なプログラムを用意している。

専門家の監修のもとヘルスツーリズム、アンチエイジングツアーの催行にも積極的だ。

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