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うまさぎっしり食イベント(1) ライスボウル、スイーツめぐり

13温泉地47店で展開 ライスボウル

「うまさぎっしり新潟」キャンペーンで、最も初期から取り組まれてきたのが新潟ライスボウルめぐりだ。旅館と飲食店が手を結び、うまい昼食として丼物を売り出そうと2008年に月岡温泉で始まり、それが新潟県旅館組合青年部全体の取り組みとなった。

今年は13の温泉地で47の飲食店が各店オリジナルの新潟ライスボウルをメニューに載せている。「にいがた朝ごはんプロジェクト」も、昨年、松之山温泉が始めた取り組みが、新潟県旅館組合青年部全体の取り組みに発展し、全県に広がったものだ。

新潟ライスボウル3カ条というのがある。

(1)米はもちろん新潟産コシヒカリ(2)新潟県内産の具材がたっぷり(3)オリジナルメニューであること

これを見ると、新潟ライスボウルが朝ごはんプロジェクトにつながっていることもよく分かる。

最も多い10軒の飲食店が参加している月岡温泉のライスボウルには、過去に、ご当地グルメが集合する「うまさぎっしり博」で2日間で800食以上も売れた大人気メニュー「越乃鳥重ひつまぶし風」(930円)、旬の魚介が贅沢に乗った「日本海にぎわいちらし丼」(1400円)などが食べられる。

鵜の浜温泉では旅館を中心に9店でライスボウルを提供。すでに名物となっている河豚カツ丼や南蛮エビを使った丼物がラインアップされている。

越乃重ひつまぶし風

月岡温泉の
「越乃重ひつまぶし風」

62旅館で「宿カフェ」 スイーツめぐり

一方の「にいがた温泉スイーツめぐり」。こちらは新潟県旅館ホテル組合女将会が主催している。

12の温泉地の旅館62軒で、季節や地域ならではのフルーツなどを使ったスイーツを開発。「宿カフェ」として、喫茶コーナーやロビーラウンジ、レストランで出している。秋のスイーツめぐりキャンペーンは11月30日まで。

スイーツめぐりも、08年に湯田上温泉で始まった「湯田上スイーツプロジェクト」が全県に広がったもの。旅館と地元農家が協力し、市場に出ない「ハネモノ」フルーツを使ったオリジナルスイーツを考案し、宿泊客に食べてもらったのが始まりで、地元名産の西洋梨ル・レクチェやイチゴの越後姫、越乃梅などで季節感のあるスイーツが宿泊客に喜ばれた。

ゆもとや

岩室温泉・ゆもとやの
スイーツ

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