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「西郷どん」の舞台を旅する(2) 温泉・島津家ゆかりの地

温泉 隆盛愛した湯のまちへ

隆盛は療養の傍ら、狩りや釣りも楽しめることから大の温泉好きだった。県内各地へ湯治に訪れており、もっとも通った日当山(別掲)や、日置市・吹上、指宿・鰻、湧水町・栗野岳など秘湯を楽しんだ。これらの地には隆盛が訪れたと伝わる史跡も。

島津家ゆかりの地 主君の功績は今や世界遺産

薩摩藩主・島津家は隆盛にとっても主君。なかでも11代藩主・斉彬は隆盛を見出し、人生に大きな影響を与えた。

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつである鹿児島市の「集成館」は、斉彬の一大事業、反射炉建設が生んだもので日本初の西洋式工場群として日本の近代化に大きく貢献した。旧集成館は今も観光スポットとしてその偉業を伝えている。

島津家別邸跡の仙巌園は、錦江湾や桜島を採り入れた庭園の景観が今も人気の的。同園内の反射炉跡は1857年に建設された「日本の近代工場発祥地」で、薩摩在来の石組み技術で造られた2号炉の下部構造が残る。

仙巌園

仙巌園と桜島の風景

旧鹿児島紡績所技師館

旧集成館「旧鹿児島紡績所技師館」

ドラマでは隆盛との淡い恋も描かれる天璋院篤姫の実家、今和泉の別邸跡は指宿市に。隆盛とも連携をとり活躍した家老・小松帯刀の菩提寺、園林寺跡は日置市にある。

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