「四国観光復興キャンペーン」展開 旅行商品などで誘客
豪雨災害も観光には問題なし!
7月に発生した平成30年西日本豪雨は四国各地に大きな被害をもたらした。だが、こういう不測の事態に、観光は強い。旅館ホテルや観光施設でキャンセルが相次いだが、「旅こそが地域に元気を与える」という心意気を持ち、四国内の観光関係者は迅速に復興へ立ち上がった。JR四国の不通区間が解消された9月13日、四国の観光関係機関が連携して「四国観光復興キャンペーン」をスタート。「旅で四国を元気に」をテーマに、旅行商品造成やプロモーションの展開など4県観光の早期復興を目指した取り組みを始めた。
被害を受けた四国の交通路線は、JR四国が愛媛県内の予讃線・卯之町―宇和島間が同日に運転再開され、不通区間はなくなった。高速道路にもほぼ問題はなく、移動時間に支障はない。もちろん各観光スポットや温泉地は通常通り、元気に営業しているのが正確な現状だ。
「四国観光復興キャンペーン」は、四国ツーリズム創造機構と四国運輸局、JR四国、四国内の各自治体や観光関連事業者がこぞって参画。正確な観光情報の発信、周遊型旅行商品の造成、交通事業者によるイベント、国内外へのプロモーションの強化などの施策を展開し、誘客から周遊につながる流れをつくり、観光の復興、地域に元気を与えようというものだ。
JR四国はキャンペーン商品として企画きっぷを発売。「四国全線開通謝恩きっぷ」はJR四国の全路線の特急、普通列車の普通車自由席などが最大3日間乗り放題。利用は12月2日までの金土曜出発で、料金は大人1万円、子ども3千円。
また、JR四国全路線の特急、普通列車2日間乗り放題と4県の旅館ホテル宿泊をセットにしたプランも用意している。
旅行会社各社も復興に向け、周遊旅行商品を造成。復興支援クーポンなども設定し、送客を後押しする。
国は観光需要回復へ補助金制度を創設。これを利用した「ふっこう割」が四国内では先行して愛媛県と高知県が対象に、10月からは香川県と徳島県も加わった。年末に向け、官民挙げて観光復興へ前進していく。
9月14日には、四国ツーリズム創造機構がJR大阪駅アトリウム広場で観光復興キャンペーンイベントを開催した。四国にとって主要市場である関西圏に対し、風評被害を払しょくしようと企画したものだ。
当日は4県の観光担当者やキャラクター、観光大使などが参加し、観光パンフレットの配布や抽選会、クイズ大会、写真撮影会などを通して「四国の元気」をアピール。来場者に来訪を呼びかけた。
四国香川 旅のおすすめサイト
- こんぴら温泉華の湯紅梅亭【琴平】
- 琴平グランドホテル桜の抄【琴平】
- 喜代美山荘花樹海【高松】
- 琴参閣【琴平】
- 琴平町観光協会【琴平】
- 四国4県は19年も話題豊富(18/10/16)
- 瀬戸内国際芸術祭が帰ってくる 19年春夏秋に開催(18/10/16)
- 高松道が全線4車線化(18/10/16)
- 高松市初の本格温泉旅館へ 花樹海、眺望に加え「美人の湯」誕生(18/10/16)
- 香川の秋冬はライトアップ まんのう公園と栗林公園(18/10/16)
- 高松空港―琴平―大歩危を結ぶ 直行バスの運転スタート(18/10/16)