就航20周年－城下町で風流感じる　堀川遊覧船／松江

17/06/12

歴史情緒を船から体感

島根県松江市の堀川遊覧船が７月、就航20周年を迎える。国宝松江城の堀を小船で周遊、歴史情緒漂うなかを往来してきた。昨年７月には累計乗船客が６００万人を突破するなど盤石の人気。これからも松江観光をけん引する。

「堀川めぐり」は全長８メートルの小さな船に乗って、船頭の案内で、時には橋げたを屋根を下げてくぐりながら堀を進んでいく。松江城と城下町の歴史風情を感じながら、ひと時の優雅な時を過ごせる。

松江城の堀を優雅に進む

夏は「風鈴船」、秋はライトアップイベント「松江水燈路」にあわせた夜間運航、冬は「こたつ船」と四季折々の企画も人気だ。

コースはふれあい広場乗船場から塩見縄手を経て、松江城を眺めながら普門院橋までを往復する３．７キロを約50分でめぐる。約30分の「ぶらっとコース」もある。９時から15分間隔で運航。７―８月は18時まで。

料金は１日乗船券で大人１２３０円。20人以上の団体は１０２０円。

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