石見神楽・地域文化の神髄に触れる旅（4）　今夏も大阪―萩・石見便運航

17/06/12

８月４―21日に運航

今夏も大阪・伊丹空港―萩・石見空港（島根県益田市）を結ぶ季節便が期間限定で運航される。８月４―21日の18日間で１日１往復。全日空が運航する。

運航ダイヤは伊丹13時30分発―萩・石見14時35分着、萩・石見15時10分発―伊丹16時10分着。約１時間で両空港を結ぶ。機材はボンバルディアＤＨＣ８―Ｑ４００で座席数は74。

全日空が運航する大阪―萩・石見便。
ボンバルディア機が両地を結ぶ

萩・石見空港利用拡大促進協議会は、期間限定の大阪線、定期便の東京線は地元への誘客に貴重な存在であり、利用促進策を強化。島根県内の利用圏域で協力して取り組みを進める。家族旅行のほか親族の帰省など地元出身者への利用も促すため、夏期の運賃助成制度も設定している。

４月には来年３月までの１年間にわたる「萩・石見空港キャンペーン」をスタート。日本旅行や楽天トラベル、じゃらんなど旅行会社・サイトと連携し、予約サイトや旅行会社の個人型ツアー商品で東京線を利用した人に、石見地方などで使える観光クーポンと「神楽めし」メニューに使える１千円分クーポンを贈る。

萩・石見空港利用拡大促進協議会では、萩・石見空港の利用促進を図るため、各種運賃助成制度を設定している。

「都市間交流促進助成金」と「コンベンション開催支援助成金」は島根県益田市、浜田市、津和野町、吉賀町、山口県萩市、阿武町へ萩・石見空港―東京線・大阪線を利用して訪れる団体が対象。助成金額は片道１人３千円。

「サポーター企業・団体限定団体旅行助成」は同空港のサポーター企業を対象に、10人以上で同空港線を利用する団体に片道１人３千円からを助成する。

申請手続きについては同協議会ＨＰ（http://hagiiwami.jp/）、電話０８５６―23―０９９０。

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