観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

宝くじが当たる、類例のない絶景 唐津の見どころは個性的

必見の自然と寺社仏閣

唐津市内には見どころが多い。市内観光おすすめスポットを紹介する。

まずは自然。7つのカマドを並べたような海蝕洞窟「七ツ釜」は国の天然記念物。見物には、呼子港(マリンパル呼子)から遊覧船で行く。9時30分―16時30分の毎時30分に運航。年中無休だが荒天時は欠航する。大人1500円。同港からは海中展望船も運航、自然の海の様子を観察できる。

「いろは島展望台」は、穏やかな海に大小48の島々が浮かぶ様が望める。地元の人たちが「日本三景に負けん」という絶景だ。夕景が特にいい。近くには棚田百選に選ばれた「大浦の棚田」があり、こちらは自然と生活が融合した絶景。呼子のまちから全長728メートルの呼子大橋で加部島に渡ると「風の見える丘公園」。ここは360度のパノラマが楽しめる。パノラマと言えば「鏡山展望台」は外せない。唐津市のシンボル、百万本の虹の松原のベストビュースポットだ。

いろは島展望台

多島美のいろは島展望台

山沿いには滝が点在する。「見帰りの滝」は日本の滝百選。落差100メートルの迫力を体感できる。6月はアジサイが美しい。市内では「観音の滝」も百選の一つ。

見帰りの滝

日本の滝百選のひとつ
「見帰りの滝」

一攫千金を夢見るなら高島の「宝当神社」へ。島の守護神として信奉を集めてきたが、近年はその名から宝くじファンの聖地に。全国から寄せられた当選お礼の手紙が社に掲出されており、思わず柏手に力が入る。島の港に近い2つの売店にはゴッドハンドのおばさん、お祈りふくちゃんという猫がいる。唐津港から定期船(1人片道210円)が出ているほか、海上タクシーもある。鏡山の南には「宝満神社」もある。こちらも宝くじにご利益があるとか。

市街中心部では、東京駅の設計などで知られる唐津出身の辰野金吾が監修した「旧唐津銀行」。レンガ造りの洋風な造りでぜひ見学したい。

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