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イサム・ノグチの世界を遊具彫刻で オリーブ園/小豆島

作品展示施設もオープン

香川県小豆島町の小豆島オリーブ園は、観光農園として約2千本のオリーブを栽培。産業用として日本最古の「オリーブ園の原木」をシンボルに、加工場やショップも備え、オリーブの魅力をあますことなく伝えている。

自然いっぱいの同園は散策の魅力に溢れるが、ファミリー客の楽しみを増幅させているのが、世界的彫刻家「イサム・ノグチ」の遊具彫刻。一昨年秋に同園オリーブの丘に設置されて以来、人気を集め、アートの島として存在感が高まってきた小豆島の風土とも調和している。

イサム・ノグチが生み出した遊具彫刻は、日常生活とアートを融合させたもので、「空・海・太陽・月・星・宇宙との対話」がテーマ。同園にはスパイラルスライド、プレイスカルプチャー、プレイキューブの3種5基があり、頭と体を使って遊べる、ここだけの遊具ばかりだ。今日も夢と新たな世界観に喜ぶ子どもたちの歓声が園内に響き渡る。

プレイスカルプチャー

子どもの想像力をかき立てる
「プレイスカルプチャー」

10月中にはイサム・ノグチの作品展示施設がオープンする。ソファーなどを配し、ゆっくりその世界に親しんでもらう。オリーブが収穫期を迎える秋は芸術もたっぷり楽しみたい。

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