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瀬戸内国際芸術祭、次回は16年春夏秋

前回は107万人が来場

瀬戸内海に浮かぶ島々を現代アート空間として一躍全国的に有名にした「瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)」。前回の2103年は107万人の来場者を集めた。次回開催は16年で基本計画も発表された。各島ではアート機運の定着に向けた取り組みも進み、地域、ファンともに3年に一度のビッグイベントの開催へ期待が高まる。

「瀬戸芸2016」の会期は前回同様、春・夏・秋の3期制。春は3月20日―4月17日、夏は7月18日―9月4日、秋は10月8日―11月6日の計108日間開かれる。直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺、宇野港周辺が全会期、沙弥島が春、本島、高見島、粟島、伊吹島が秋の舞台となる。

小豆島の光

地元産の竹で編んだドーム作品
「小豆島の光」

次回は、開催エリア以外の県内・瀬戸内各地域との「連携」、各地固有の食文化に注目した「食」プロジェクトの強化、地球規模の交流につなげる「国際化」の促進という3点を大きなテーマに掲げ、プロジェクトを展開。地元の祭りなど固有の文化との連携強化で地域性を前面に押し出すことに加え、周辺各地の美術館・博物館やアートイベントとのタイアップで開催効果の波及拡大を図りたい考えだ。

各島でのインスタレーション(空間展示)や作品公開、演劇などアート活動の披露など祭典の根幹をなすプロジェクトにぬかりはない。豊島での地元の農業と食にスポットを当てた活動や、女木島での来訪者を交えてのイベントなど各島それぞれの個性で、これまでの開催で徐々に輝きを取り戻してきた「島の復権」に磨きをかける。

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