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うまさぎっしり旅館ホテル 朝ごはん・昼スイーツ・夜酒

その土地の食をそのまま楽しむ

新潟の旅館ホテルは朝、昼、晩と「うまさぎっしり」。

新潟のおいしいコシヒカリを、その土地の水で炊き、その土地で採れた食材でつくったおかずで食べてもらう「にいがた朝ごはん」(19面参照)。この秋は20温泉地・地域の116軒が「にいがた朝ごはん」に取り組んでいる。

決めごとは、新潟県内産のコシヒカリを使用することと、各温泉地(地域)が季節ごとに、地域の郷土食などを基本に共通のおかずを決め、各旅館で提供すること。ただしおかずの調理法や提供の仕方、共通のおかず以外に何を出すかは各旅館に任せることで、オリジナリティを尊重する。

県全域での取り組みも5年目を迎え、松之山温泉の「きのこ朝まんま」、鵜の浜温泉の「メギス天日干しの炙り焼き」、湯沢温泉の「秋香る 湯沢のっぺ」など、人気メニューとして定着した朝ごはんも多い。

夜の食は「にいがた地酒の宿」が満足させてくれるはず。旅館ホテルが新潟の地酒のおいしさを料理で一層引き立てる。新潟県には都道府県別で最多の90の蔵元があり、こうした地域の蔵元との連携により、この秋は26地域92の旅館ホテルが「にいがた地酒の宿」プランを商品化している。昨年の23地域65軒から大きく数を増やしている。

にいがた地酒の宿の条件は(1)新潟県内産の地酒を提供する(2)新潟県内産の食材を使って、地酒にあった献立やプランを提供する(3)館内に新潟清酒の達人がいること―の3つ。うまい地酒と、地酒にあった季節の料理をセットにして提供する。

昼の食を担当するのは旅館ホテルの女将たち。地元特産のフルーツを使ったオリジナルスイーツを考案し、旅館のロビーラウンジやレストランで、日帰り入浴やまち歩きのゲストに楽しんでもらっている。この秋「にいがた旅館街スイーツめぐり」に参加しているのは14地域の68軒。

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