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豪快な水しぶきに感嘆 黒部ダム観光放水

自然と人が創りあげる造形美

大町市から立山黒部アルペンルートに入って1時間足らずで、黒部ダムに到着する。その雄大な景観の素晴らしさはいわずもがな。加えて6月26日からは豪快な「観光放水」が始まる。夏は迫力と涼しさ、美しさ満点の大スペクタクルへ。

信濃大町駅から扇沢駅へ、さらにトロリーバスで黒部ダムへ。日本最大のアーチ式ダムは高さ186メートルで、来年で50周年を迎える。ダムそのもの、展望台からの立山連峰―北アルプスの眺めは想像以上のスケールで、思わず圧倒されてしまう。

観光放水は、黒部ダムが誇る夏の風物詩的イベント。毎秒10トン以上の水が豪快に放水されるさまはテレビや雑誌で一度は見たことがあるだろう。轟音と舞い上がる水しぶきは大迫力と涼を運び、晴れた日には虹をかける。これぞ自然と人が創りあげる造形美。10月15日まで。

黒部ダム観光放水

轟音と水しぶきが大迫力の
黒部ダム観光放水

また、黒部湖では遊覧船「ガルべ」も運航。平均標位1448メートルという日本最高所の湖を、黒部峡谷の自然を眺めながら30分で周遊する。料金は930円。

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