観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

「田毎の月」堪能 千曲市観光協会が姨捨夜景ツアー

全国有数の夜景が心に染み入る 戸倉上山田温泉発着

名月の里と称される姨捨の棚田。水の張られた棚田に写る月は、多くの歌に詠まれてきた。千曲市観光協会では、ここの夜景を宿泊客に「姨捨夜景ツアー」として売り出している。戸倉上山田温泉発着で4―11月は金・土曜の週2日の催行、12―3月は土曜日の催行。10人以上は催行日でなくても応じる。

バスは戸倉上山田温泉を20時ごろに出発。JR姨捨駅からは「田毎の月」として知られ、芭蕉や一茶など多くの俳人に詠まれた「姨捨の棚田」を眼下に、その向こうには長野市方面を望む善光寺平の夜景の広がりが堪能できる。姨捨の棚田は国の重要文化的景観であり、夜景は全国の夜景百景に選ばれている。

善光寺平

薄暮の善光寺平を一望

夜景ツアーでは「訪ねる価値のある駅」で全国第2位の姨捨駅に入場し、日本三大車窓に数えられる景色と、スイッチバックする列車を見学する。

夜景のあとは老舗の味噌蔵「たかむら」で味噌、醤油、漬物、フルーツジャムなどの試食と買い物。特産品のプレゼントもある。参加料金は、姨捨駅来場記念特別切符や夜景絵はがきが付いて、中学生以上1千円、小学生は500円。最少催行人数は4人。

千曲市観光の宿泊拠点、戸倉上山田温泉で、気軽にお座敷遊びを体験できる「芸妓Show」プランが始まった。宿泊先の旅館で芸妓2人が30分間座敷を務める。料金は2万円から。

信州 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ