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伊豆西岸のとっておき・松崎町(4) 桜葉生産日本一

作業工程の見学も

桜の季節を代表する和菓子、桜餅。松崎町は桜餅を包む桜葉の生産量が日本一で、全国の7割を占める。

町内には原料となるオオシマザクラの栽培農家が約200戸ある。葉は5月上旬から8月ごろにかけて採取され、加工場で通常「三十石樽」という大きな樽に入れられ塩漬けされる。ひと樽に付け込まれる桜葉は200万枚に及ぶ。

約半年漬けこまれた桜葉は、色を鮮やかな緑色からベッ甲色に変え、全国に出荷されていく。

町内には、都合がつけば事前の予約で、桜葉漬けの作業工程や水洗いし出荷していく様子を見学させてくれる加工場もある。

桜葉生産

三十石樽に塩漬け。
松崎の伝統的風景だ

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