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花々の彩り(2) "日本一"の早咲き―熱海・梅まつり

伝統の早春の風物詩 熱海梅園で1月12日から

熱海市の熱海梅園で1月12日から第69回「熱海梅園梅まつり」が始まる。熱海梅園は1886年、散策など適度な運動による温泉療養の効果を高める目的で造園・開園した。1万4千坪の敷地に58品種464本の梅があり、半数以上が早咲き種。そのため熱海の梅は日本一早咲きといわれる。期間は3月3日まで。

期間中は園内に売店が設けられるほか、週末や祝日には熱海芸妓連の演芸や琴演奏会、ミス熱海撮影会など様々なイベントが行われる。熱海の梅見は賑やかに楽しむ。

熱海梅園梅まつり

熱海梅園梅まつりは例年大賑わい

梅園は8時30分―16時の開園。入園料は一般300円で、中学生以下は無料。熱海市民と熱海市内の宿泊者は100円。周辺道路では混雑時には一方通行などの交通規制が行われる。

1月26日からは熱海市街の中心部を流れる糸川沿いの遊歩道で「糸川桜まつり」が始まる。熱海港の親水公園から上流200メートルにわたり早咲きの「あたみ桜」が連なる。期間は2月17日まで。

同期間の土日曜日には梅まつりと桜まつり会場を結ぶ無料シャトルタクシーが熱海市役所と梅園の間に運行する。

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