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着地型観光を推進 駒ヶ根観光協会

インバウンドやおもてなしも強化

駒ヶ根市の駒ヶ根観光協会が着地型観光開発に力を入れている。100以上のコースを造り旅行会社に売り込むほか、インバウンド誘致も目指す。

今春に組織改正を行い、事業推進部と品質向上事業拡大推進部を設けた。事務局長を公募し大手旅行会社OBを雇用。地域連携の促進や地域経済の活性化などを目的化し、新たな発想で観光地づくりを進める。

事業部ではインバウンド、旅行会社、インターネットを柱とし、それぞれ専門職員を採用した。旅行会社に対するセールスを強化し関係性を高めたいとしている。着地型観光に関しては今年度、市民から情報を収集し個性ある企画開発につなげる。

品質向上事業拡大推進部では、来訪者の満足度を高めるため、おもてなし認定制度を設けることにしている。

「いいご縁」一冊の本に

 昨年、早太郎温泉では、光前寺開創1150年記念として「ふれ愛いいご縁(1150)」を実施し、出会いや縁をテーマにエピソード、体験談を募集していた。数多くの応募があり、駒ヶ根観光協会では応募作を収録した本を作成する。

「1150エピソード・体験談」として、人生を左右した劇的な出会い、感動的なご縁などを募ったところ全国から450通が寄せられた。当初は賞金、商品を入賞者に贈るだけの予定だったが「心癒す文、感動する文、勇気の出る文をこのままにしておくのはもったいない」と、書籍化して出版することにした。

出版時期、部数などは未定だが、駒ヶ根観光協会では「震災で被災された方の力になれるような本にしたい」としている。

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