観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

高山植物の宝庫・霧ヶ峰を歩く 車山から八島ヶ原へ

爽やかな風と山の緑を感じて

信州のほぼ中央、ビーナスラインに位置する霧ヶ峰高原エリア。トレッキングでさわやかな風と山の緑、高山植物の鮮やかさといった自然の恵みを目と肌で感じたい。

霧ヶ峰高原は、車山から鷲ヶ峰へとなだらかな草原が広がる。霧ヶ峰の主峰・車山を中心とする車山高原は、6月のレンゲツツジ、7月のニッコウキスゲなど高山植物の自然美が魅力で、春から秋にかけて咲く花は約600種。散策すれば高原を彩る花々の美しさに目を奪われるはずだ。

霧ヶ峰の北西にある八島ヶ原湿原にも足を延ばしたい。360種類もの植物が自生するという自然の宝庫は必見だ。

霧ヶ峰の中心地・強清水から車山高原へ、そして展望リフトで車山山頂展望台に向かい、山頂周辺を歩くのもいい。また蝶々深山や八島ヶ原湿原、車山肩などをたっぷり歩くのも心を十分満たしてくれるだろう。

食事は「鹿食免」 ドライブイン霧の駅

霧ヶ峰高原・ビーナスライン沿いの「霧の駅」は、立ち寄りや霧ヶ峰散策の拠点に人気のドライブイン。このほど、メニューに「鹿料理」を登場させ、新名物として売り出している。

メニューには「鹿食免」と命名。鹿食免とは、近隣の諏訪大社でかつて狩猟の免罪符として発行された神札から名づけた。

定食(1200円)とそば(1000円)があり、低脂肪、高鉄分という栄養価豊富な信州の鹿肉が味わえる。

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