九鬼水軍がよみがえる　鳥羽ＡＲ、鳥羽湾も舞台に

鳥羽×戦国の世界へ

鳥羽市観光協会は８月22日、九鬼プロジェクトの一環として、鳥羽市内でＡＲ（拡張現実）による鳥羽復元城や「ＡＲ空中水族館」などが楽しめるアプリ「鳥羽ＡＲ」をバージョンアップし、新たな舞台として鳥羽湾を用意した。

九鬼プロジェクトは、鳥羽城主である九鬼嘉隆を活用した新たな観光関連事業の創出のため、行政、観光関連団体が連携。継続的な推進活動を行いながら、九鬼嘉隆の認知度向上を目指した観光交流の促進と地域経済の活性化につなげる取り組みだ。

鳥羽ＡＲでは、鳥羽駅周辺のかもめの散歩道のほか答志島、坂手島周辺の海域で九鬼水軍の軍船の船団が海上を航行する様子などがスマートフォンを通じて体感できる。

ＡＲで見ることができるのは織田信長の鉄甲船６隻も含まれた九鬼水位軍船団で、迫力満点だ。

観光協会は「鳥羽湾を周遊する船に乗り甲板に出れば＂ＡＲで出現する九鬼水軍の船団の中を突っ切る”体験ができます。鳥羽湾に浮かぶ九鬼水軍の雄姿を実感してほしい」と話している。

陸側にある鳥羽城跡の本丸跡ではＡＲで本丸や本丸御殿、二の丸御殿まで見ることができ、九鬼義隆が生きた時代をバーチャルで楽しむことができる。

三重県伊勢志摩　旅のおすすめサイト