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「郷旅」ブランドで鳴門の魅力商品化 鳴門市うずしお観光協会

一番人気は「大谷焼の里史跡探訪と蔵&蔵」

鳴門市うずしお観光協会は、市内の魅力に奥深く迫るツアー「郷旅(さとたび)」を設定している。大鳴門橋やお遍路体験、歴史ある町並み、食などテーマを絞った日帰り5コースを用意した。

同協会は2013年8月に地域限定旅行業を取得。14年7月から「郷旅」ブランドとして着地型旅行商品を造成、販売を始めた。昨年は市内のホテル「ルネッサンスリゾート鳴門」の宿泊プランに組み込んでもらったこともあり、300人以上の参加者を集めた。今年もコンスタントに集客しているという。

2年続けて一番人気は、Cコース「大谷焼の里史跡探訪と蔵&蔵」。地元ボランティアガイドの案内で伝統のある酒蔵、醤油蔵をめぐり試飲、試食ができるほか、伝統工芸品「大谷焼」の登り窯見学と買物を楽しむという鳴門の歴史文化に触れる約1.5キロの散策コースだ。半日強の所要時間で、宿泊客が帰路につくまでの時間消費にちょうどいいことも人気の理由だという。

そのほか、四国霊場1番札所・霊山寺へのお遍路体験と鳴門市ドイツ館見学を組み合わせたAコース、鳴門の渡船と撫養街道を散策するBコースもガイド同行のまち歩き。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」を訪ねるDコースは花見山と大毛島体験の2パターンがある。

鳴門の渦潮

鳴門市のシンボル「渦潮」

同協会担当者は「地元でしか造れない旅行商品を鳴門市滞在、宿泊の付加価値として提供していきたい」と話している。

各ツアーは原則3日前までに予約する。

申込・詳細は同観光協会 電話088―684―1731。

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