観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

そうだ、もうひとつの「海の京都」行こう 魅力つないでブランド化

魅力、多士済々

日本海に面した「もうひとつの京都」へ―。丹後をはじめ京都府北部では「海の京都」を標ぼうし観光による地域活性化に取り組んでいる。エリア内各市町が連携し、全国に情報を発信。2013年に取り組みを始めて以来、様々な事業を展開し「海の京都」の名は着実に浸透してきた。

事業は府と北部5市2町が「海の京都観光推進協議会」が推進。各地の観光資源をつないでブランド力を強化し、競争力ある観光エリアに育てることが目標だ。14年には観光庁から「海の京都観光圏」の認定を受け、旅行商品の開発など5カ年計画で観光地域づくりを展開している。今年7―11月には観光博「海の京都博」も開いた。

各市町の中心となる観光スポットを「戦略拠点」に設定。これをつなぎ、ハード・ソフト両面で魅力を磨き上げ、全体的な底上げを図るのが事業の根幹をなす。

肝心の各市町の魅力は多士済々。宮津市は日本三景「天橋立」が海の京都の拠点として存在感を放つ。舞鶴市は日本海側唯一の軍港都市としての歴史を有し、軍倉庫を活用した「赤れんがパーク」が拠点。伊根町は「伊根浦舟屋群」が独特の生活文化を伝えている。

赤れんがパーク

舞鶴市の赤れんがパーク

伊根浦舟屋群

伊根の個性・舟屋の町並み

山陰海岸ジオパークが広がる京丹後市は海岸美と温泉が魅力の「浜詰・久美浜エリア」が拠点。与謝野町は丹後ちりめんの郷としての歴史が残る「昭和モダン・シルクの里もてなしゾーン」でのまち歩きがおすすめだ。丹波エリアの福知山市は明智光秀が築いた城下町とスイーツ、綾部市は蚕都としての産業都市の歴史を推しだしている。

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