海の京都は地酒の宝庫 酒蔵ツーリズムへ
15/07/14
伝統の酒造りと新しい魅力開発
「海の京都」は知る人ぞ知る地酒の宝庫。古くから稲作が盛んで、伊勢神宮に酒を伝えた「御神酒のルーツ」の地でもあるという。今も各市町に酒蔵が根付き、新たな魅力発信に取り組んでいる。
「海の京都」エリアには現在、13軒の酒蔵があり、米の良さ、水の清らかさを武器に、昔ながらの酒造りを受け継いでいる。
江戸期創業、「白嶺」「酒呑童子」のハクレイ酒造(宮津市)は酒粕を使ったスイーツを開発。「京の春」の向井酒造(伊根町)は女性杜氏の活躍で知られるなど各酒造が様々な取り組みを展開している。
近年、各酒蔵が連携して「丹後酒蔵ツーリズム」という新しい旅を推進。毎年春には、蔵開きイベント「丹後天酒まつり」を開催している。1つの会場に酒を集めるのではなく各酒蔵まで行って酒を楽しむという「旅スタイル」が特徴で、毎年多くの左党が訪れている。今年は木下酒造、熊野酒造、白杉酒造、竹野酒造(京丹後市)、谷口酒造、与謝娘酒造(与謝野町)、向井酒造(伊根町)、池田酒造(舞鶴市)、若宮酒造(綾部市)、東和酒造(福知山市)が参加した。
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