天橋立の魅力を商品化-定番はパワスポめぐり 宮津市
15/07/14
観光協会が企画 多彩な楽しみを提案
宮津市・天橋立観光協会は地域の自然文化を味わうガイド付きオプショナルツアーを設定している。第3種旅行業を取得し、主に個人客をターゲットに地元ならではの視点で地域の魅力を商品化している。
智恩寺、元伊勢籠神社、成相寺の天橋立三所詣と、天橋立ビューランドからの「飛龍観」と傘松公園「昇龍観」の二大展望所めぐりは定番商品。利用者の年齢層はシニアから若者まで幅広く、インターネット販売を主としており関東からが5割以上という特徴を持つ。
2時間で天橋立の名所をめぐる食事付きコースや、天橋立パワースポットめぐりも定番。宮津に揚がった魚の干物作り・七輪焼きの昼食コース、ブルーベリー摘み取り体験など幅広く商品設定している。
同協会で企画・営業と担当する多賀雄介さんは企画について「地元と相談しながら商品化の道を探っています」。商品の改良も常に検討し、最少催行人数を2人にしてから利用者が増えたという。協会で旅行業を行う強みは「販売することで様々な情報が得られるので結果を分析、商品に反映できること」と話す。
多賀さんが、今後人気が見込めると話すのが11月末までの「天橋立朝釣り体験」。宿泊の朝の楽しみとして商品化したもので、すでに利用者も多いという。おすすめは宮津湾でのヨットクルージング体験。「天橋立を眺めながら風を浴びて湾を進むのは体験しないとわからない魅力があります」。
宮津市では海の京都博期間中、天橋立周辺のライトアップやクルーズ企画など「海のみやこの物語」を展開。天橋立の神秘のスポットをめぐるツアーも用意している。
北近畿丹後 旅のおすすめサイト
旅人の心を満たす北近畿・丹後編 記事一覧
- 懐が深い北近畿観光
- 「海の京都博」初開催-知と遊の冒険で地域体感 11月15日まで
- 天橋立の魅力を商品化-定番はパワスポめぐり 宮津市
- 丹鉄天橋立駅と観光交流センター-3つの情報発信拠点 宮津市
- 海軍ゆかりのまちー倉庫群や港めぐり 舞鶴市
- ジオパーク東端-景勝地が点在 京丹後市
- 丹後の食を味わい尽くす「食のみやこ」誕生 京丹後市
- 舟屋の風情求めスローツーリズム 伊根町
- ちりめん街道ゆるり歩き 与謝野町
- 海の幸がいつでも旬 丹後の食
- 海の京都は地酒の宝庫 酒蔵ツーリズムへ
- 天橋立や寺社仏閣に秋の彩り 丹後の紅葉
- 朝夕の特急列車増発 JR、北近畿現地での滞在時間を長く
- 新生・丹鉄が発車 多彩な企画乗車券設定
- 京都縦貫道が7月に全通 丹後へのアクセスが向上
- 丹後へのアクセス