海の幸がいつでも旬 丹後の食
15/07/14
カキ・カニ・ブリ
北近畿は海山に囲まれた自然環境が生み出す食の宝庫。松葉ガニや但馬牛といった全国ブランドから郷土食まで充実のラインナップで、食が旅のメーンになることも多い。四季折々、いつでも旬の北近畿へ「まんぷく紀行」と行こう。
丹後の夏は「舞鶴岩がき丼」にも注目。舞鶴湾で育てられた岩ガキは大ぶりでクリーミー。特産のかまぼこと一緒にかきこめば、舞鶴をまるごと味わった気分に。
冬の目玉はやっぱり「冬の味覚の王様」松葉ガニだ。11月初旬に山陰沖沿岸で漁が解禁されると、水揚げ港周辺が活気に包まれ、カニ目当ての観光客がドッと押し寄せる。丹後では京丹後市間人や宮津、舞鶴など各港で水揚げ。港ごとにブランド化され、新鮮で最高級の品質を証明するタグ付きカニは垂涎の的だ。
弾力ある白い身と濃厚なコクはぜひ現地で。ゆでガニ、焼きガニ、蒸しガニ、カニすきと調理法は様々。漁期が終わる3月ごろまで、北近畿各地の旅館ホテル、民宿でフルコースを提供する。
丹後の寒ブリも冬の大物。宮津市や伊根町の郷土料理「ブリしゃぶ」で日本海の荒波で締まった身に脂が絡み合った美味さを味わおう。京丹後市久美浜湾のカキも冬の名物。
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