観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

カリスマ添乗員が絶賛する隠岐 日本旅行・平田進也さん

漁場に浮く“レストラン”

一度隠岐を訪れると、その魅力に引きつけられ何度となく繰り返し訪れるヘビーリピーターになったり、あげく移住してしまう人も少なくない。

浪花のカリスマ添乗員として、テレビやラジオにも引っ張りだこの人気者、日本旅行の平田進也さんもその1人。2011年の冬に初めて隠岐のツアーをつくった。「30数年間旅行社をしてきて初めての経験でした。喜びと感動でお客さんの瞳孔が開いているんです」。以来、毎年ツアーをつくり、お客さんとともに隠岐に通っている。

平田進也さん

隠岐を絶賛する平田さん

ツアーは「平田進也からグルメの挑戦状! 最高の晩餐・食道楽のツアー」。真冬の1月に隠岐を1泊2日で訪れ、隠岐松葉ガニ、隠岐アワビの踊り焼き、隠岐牛ステーキ、旬の魚のお造りなど、冬の隠岐を代表する「ごっつぉう料理」をたん能する。1人約8万円弱という高額にもかかわらず、毎年「あっという間に売り切れます」。

隠岐

新鮮な魚介を豪快に堪能

「このツアー、観光は一切しません。冬で寒いし、海のそばに行ったら高波で冬の日本海にさらわれますよ。その代わり徹底して食べるんです」。都会ではいったい幾らするのか、というほどの分厚いアワビ、松葉ガニ、ハタの刺身などが次々に出てくる。平田さん曰く「量、質ともに最高」。

その時のお客さんの反応で平田さんは隠岐の底力を感じている。「私のツアーでの宴会は大体、私が喋って盛り上げてという形なんです。ところが、隠岐では私らは無視されます。皆さん、目の前のご馳走に夢中なんです。恐ろしい島です。だけどね、お客さんが心底喜んでいるんです。サプライズを超える感動があったんです。その姿を見るのは、ほんまに旅行社冥利に尽きます」と絶賛する。

隠岐

肉厚のアワビを手に
ツアー参加者も大満足

「皆さん、隠岐へ行ってみてください。味と鮮度を迎えに行くのが旅です。日本海の寒流と暖流がぶつかり、島の豊かな森でプランクトンが丸々と太ってます。そんな最高の漁場にレストランが浮いているんです。あなたの人生のグルメ観が変わる、それが隠岐です」と隠岐の旅へ誘った。

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