隠岐汽船は120周年 記念グッズなど限定発売
15/06/17
松江・境港と隠岐結ぶ大動脈が節目
隠岐の大動脈、隠岐汽船は今年が創業120周年。島根県松江市の七類港、鳥取県境港市の境港と隠岐をフェリー、高速船で結んでいる。
高速船は2014年3月、ジェットフォイル「レインボージェット」が就航。総トン数173トンで256人乗り。最大速力約45.4ノット(時速約84キロ)、航海速力40.0ノット(同74キロ)を誇る。境港から隠岐(西郷)を約70分で結ぶ。14年度の就航率は92.4%で、従来の高速旅客船レインボー2(13年度の就航率77.4%)に比べると大幅に向上した。
フェリーは現在、おき(総トン数2336トン、定員822人)、くにが(2375トン、823人)、しらしま(2343トン、856人)の3隻が運航している。しらしまは船体にゲゲゲの鬼太郎が描かれ、鬼太郎フェリーとして親しまれている。フェリーでは七類から西郷まで約145分。便によって知夫里島の来居港、中ノ島の菱浦港、西ノ島の別府港を経由する。
隠岐汽船は1895年に設立。以来、隠岐と本土の間で島民や観光客を運ぶ大動脈として活躍してきた。今年の創業120周年を記念して、歴代の船が描かれたファイルやバンダナ、表紙が船の構造になっているノートブックなど記念グッズを各港で販売している。
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