意外と近い隠岐 8月は大阪からジェット便
15/06/17
フェリーと高速船も 充実するアクセス手段
隠岐へのアクセスは空路と航路がある。隠岐空港50周年、隠岐汽船120周年など節目の年の今年、約1―2時間半で行くことができる意外と近い隠岐へ。
【飛行機】 隠岐空港(隠岐の島町)へは大阪伊丹空港と出雲縁結び空港(島根県出雲市)から毎日1便直行便が出ているが、今年も大阪伊丹からは8月1―31日に日本航空(JAL)がジェット便を就航する。通常便より定員を増やして夏休みの観光需要に対応する。
夏のジェット便の運航は今年で10年目。通常便は定員74人だが、その倍を超える165人が搭乗できる。空港開港50周年も重なる今年は地元でも搭乗率80%達成へ力が入る。
1日1便で所要時間55分。往路は伊丹12時50分発―隠岐13時45分着、復路は隠岐14時35分発―伊丹15時20分着。
就航期間中はキャンペーンを展開。8月1日の初便限定で地元保育園児による出迎えと、サザエのつぼ焼きなど特産品を振る舞う。同2―31日はアンケートに答えるとサザエ500グラムが当たる抽選会も催す。
【船】 フェリー・高速船ともに隠岐汽船が鳥取県境港、島根県七類港(松江市)便を運航。鳥取県境港は「しらしま」で1日1往復、島根県七類港(松江市)は「おき」「くにが」で1日2往復(1―2月は1往復ずつ)。西郷港へは境港からは4時間強かかるが、七類からは2時間25分で着く。
高速船は10月末まで1日2往復。隠岐まで最短1時間25分で結ぶ。昨年3月には新船「レインボージェット」が登場。就航率が高まり、スケジュールを組み立てやすくなった。11月―4月上旬は1日1往復。
島後―島前間は隠岐汽船を利用するが、島前3島の移動は、西ノ島・別府港や海士町・菱浦港、知夫村・来居港などの間を内航船が運航。生活の足を観光の足としても気軽に利用できる。
島根隠岐 旅のおすすめサイト
- 隠岐観光協会【島根】
そして隠岐楽な旅人に 記事一覧
- 今こそ行って隠岐たい島 世界が認めた3つ星
- 意外と近い隠岐 8月は大阪からジェット便
- これが"世界基準"隠岐の自然(1) 知夫村・西ノ島町
- これが"世界基準"隠岐の自然(2) 隠岐の島町・海士町
- 今秋も隠岐ジオ博 伝統芸能や食-イベント多彩
- 隠岐空港50周年 今夏には愛称も決定
- 隠岐汽船は120周年 記念グッズなど限定発売
- 食通もうならすご島地グルメ(1) カキ・イカ・カニ-旬の幸に舌鼓
- 食通もうならすご島地グルメ(2) サザエと牛と郷土の味
- 初登場「ご島地グルメスタンプラリー」 31店参加、抽選で景品
- カリスマ添乗員が絶賛する隠岐 日本旅行・平田進也さん
- 島文化を楽しもう 牛突きや祭りに隠岐の風土感じる
- 島前3島を手軽にめぐる 今春から周遊パス発売
- 隠岐観光モデルコース