JR四国の観光列車「予土線3兄弟」(2) 鉄道ホビートレイン
14/05/20
四国に新幹線がやってきた! 「だんご鼻」に懐かしさ
末っ子の「鉄道ホビートレイン」は満を持して今年3月にデビュー。
初代新幹線0系風のマスクは兄弟の中でも愛くるしさたっぷり。片側の運転台には丸い「だんご鼻」やスカート、前尾灯などを取り付けてあり、まんま0系という本格派。出発の警笛も「プワーン」と新幹線のように鳴る。車内は、0系新幹線の登場時と同じ2人用座席を2脚設置してあり、鉄道模型を展示している。
予土線全線開通40周年と宇和島―近永間開通100周年などを記念し登場したものだが、唯一新幹線計画のない四国にも新幹線を!との強い願いが込められているそうだ。
JR四国の担当者は「鉄道ホビートレインが予想以上の人気で安心しています。普段は10人程度の乗客だった列車も平均20―30人に増えました。これからもわざわざ乗りに来てくれる鉄道を目指します」。