三姉妹冠した盆梅が咲く 60回目迎えた長浜盆梅展
11/02/08
滋賀県長浜市の慶雲館で毎年行われる「長浜盆梅展」は、丹精込めて育てた約90鉢の盆梅が展示され、10万人の来場者で賑わう新春の風物詩として知られている。
今年で60回目を迎える盆梅展は1月20日から3月10日まで開催。2月10日からは盆梅のライトアップも実施し、幻想的な雰囲気での盆梅観賞を演出する。
今回は初めて白梅と紅梅を「お雛さま」と見立てて、内裏と雛、三人官女、五人囃子まで雛壇に飾る。NHK大河ドラマ「江」にちなんで展示される、茶々、初、江と名づけた盆梅は要注目。これからも継続して毎年展示する予定だ。
また、黒壁ガラス館ともタイアップし、期日までに間に合えば盆梅の鉢をガラスで演出して展示することも検討中という。
さらに会場となる慶雲館は明治20年に建てられた長浜の迎賓館であることに着目し、2月1日から15日までの期間限定で、同館の床の間などを使って大河ドラマ「江」の題字を書いた書家・菊池錦子さんの書4、5点を飾る予定。2月1日から3月10日までは慶雲館前の鉄道スクエアでも菊池さんの書20―30点を展示し、2月3日には13時から慶雲館で菊池さんに書を揮毫してもらうパフォーマンスも行う。
長浜盆梅展の開場時間は9時―17時。ライトアップ期間中は20時30分までで、18時と19時に盆梅ガイドが館内を案内する。観覧料は大人500円。
問い合わせは、長浜市観光振興課 電話0749―62―4111。
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