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高原のアウトドアを満喫 駒ヶ根キャンプセンター、充実の施設と設備

夏はもちろんオフシーズンにも多様な利用方法

駒ヶ岳がそびえたち、高原特有の爽やかさを感じられる駒ヶ根市。それを全身で味わうなら、アウトドアがおすすめだ。駒ヶ根高原内に位置する「駒ヶ根キャンプセンター」は、充実のコテージ群を有するアウトドアスポット。夏の涼から秋の紅葉まで、雄大な自然のなかに身を浸したい。

同センターは、中央道・駒ヶ根ICから車で3分。コテージは定員6人で10棟。1階はリビングと寝室各7畳、2階に9畳のロフトを備える。キッチン用品やテレビ、アメニティなども充実。オール天候型バーベキュー施設も隣接し、気軽にアウトドアが楽しめる。

ほかにも、10人用・5人用の常設テントが5張ずつあるが、同センターの人気施設が「ツリーハウス」。高床の三角屋根の客室空間が広がる構造は、その名の通り、まるで木の上で寝泊まりするよう。ハウスの下の空間にはテーブル・ベンチセットが設置されており、バーベキューを楽しむことも。定員は5人。

駒ヶ根キャンプセンター

木の上で寝泊まりする気分に浸れる
人気施設の「ツリーハウス」

アウトドラライフを安心、快適にしてくれるのが木造管理棟。信州最大規模の大きさで、キャンプ用品の貸出や調味料の販売などにも応じる。

これから迎える夏、7―8月が最大のオンシーズンとなり、例年、ファミリー、グループ利用で賑わう。ただ同センターでは「4―11月の営業期間中、夏以外のオフシーズンの利用にも目を向けてほしい」と訴える。

例えば、冠婚葬祭時の親せきや友人の宿泊利用、都会からのプチロングステイ、グループ旅行でのベースキャンプ、企業レクリエーションなど。木造管理棟には約100畳・200人収容可能な多目的ホールも備えており研修などにも対応できる。大規模なコテージ群を備えているからこそ、オフシーズンの使い方を提案できるのだ。

周辺には観光拠点施設「駒ヶ根ファームス」や早太郎温泉郷、中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ、光前寺など駒ヶ根の魅力が集中。長期滞在で幅広い楽しみ方ができるのもいい。そばを流れる太田切川での川遊びも人気。同センターでは10月下旬―11月上旬、太田切川を渡る形で紅葉を楽しむミニウオーキングツアーも企画している。

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