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泊まってこその上高地

魅力それぞれ、過ごし方それぞれ 個性豊かな宿

上高地観光旅館組合には20軒ほどの宿泊施設が加盟している。4月中旬からシーズンが終わる11月中旬までの約7カ月間に120万人が訪れる上高地。しかし、上高地の星空や朝焼けや朝もや、誰もいない河童橋を見ることができるのは、上高地に宿泊した人たちだけだ。

上高地のシンボル、河童橋河畔に立つホテル白樺荘。創業90周年記念事業として3期に分け行ってきた改装工事が完了し、今年4月にグランドオープンした。今年はエントランス、レセプション、売店をリニューアルしたほか、車イス用リフトや電動カートも配備し、上高地内のアクセシビリティにも配慮した。

3期にわたったリニューアルで特に目を引くのは、梓川越しに穂高連峰を望むオープンテラス・レストランの新設。100年後も、日本で最も景色のいいウッドテラス・ダイニングに数えられるのではないだろうか。上高地の景観の一部としても違和感がない。

河童橋から奥へ、徒歩で約40分。釜トンネルが開くまでは上高地の入り口でもあった明神に立つのが「朝焼けの宿明神館」。

明神の頂上付近から始まる朝焼けを望むことができる。昼間は食堂も営業し、屋外のテーブルで明神岳を眺めながらのイワナの塩焼きと、生ビールは、また格別だ。

河童橋まで戻り、大正池まで歩く多くのハイカーは、ウェストン碑がある右岸を歩くはず。ウェストン碑を過ぎると2軒の宿泊施設が並んで立っている。

上高地一の老舗で、今年、創業133年を迎えた上高地温泉ホテルと、アルピコグループの上高地ルミエスタホテルの2軒。上高地で、温泉があるのはこの2軒だけ。

上高地温泉ホテルには、露天風呂もあり、日帰り入浴も受け付ける。建物前では足湯を無料で開放している。

上高地ルミエスタホテルは、館内の催しが充実。ワインの会や星空撮影会、ピアノやバイオリンのミニコンサートといったイベントを行っている。昨年、喫煙ブースを新設し、全客室を禁煙にした。

上高地観光旅館組合には、釜トンネルより手前の2つの温泉旅館も加盟している。

中の湯温泉旅館は安房峠途中に立つ、山あいの温泉宿。釜トンネルの手前にありながら、穂高連峰を望み、焼岳登山の起点でもある。早朝に大正池まで送迎する散策プランも用意している。通年営業で、冬季の上高地観光の拠点にもなる。

坂巻温泉旅館は、梓川渓谷沿いに立つ一軒宿。両旅館とも日本秘湯を守る会に所属している。

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