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上高地でグリーンシーズンを謳歌 山の日やお船祭り

ウォークラリーや祭事で楽しむ上高地

10連休初日の4月27日、長野県松本市の上高地で、山岳観光シーズンの幕開けを告げる「上高地開山祭」が開かれた。この日、上高地エリアに入山した観光客はほぼ例年並みの3500人。上高地のシンボル河童橋のたもとで行われた式典会場のまわりには人垣ができ、アルプホルンやアコーディオンの演奏を楽しんだり、神事を見守り、山の安全を祈願した。

上高地開山祭は1967年に始まり、今回が51回目。今年の4月27日は全国的に冷え込み、上高地は早朝の気温が3度、午前10時ごろから天候は雪に、アルプホルンの演奏で開幕した開山祭は約1時間、終始雪の降る中で行われた。

上高地開山祭

今年の開山祭は雪模様。山岳観光の安全を祈願した

また、上高地で最も古くから行われているイベント、第73回「ウェストン祭」が6月1、2日に開かれた。明治時代、上高地や日本アルプスの魅力を世界に紹介したイギリス人宣教師ウォルター・ウェストンを讃える行事で、ウェストンのレリーフ前で登山愛好家らが献花のあと、山の歌を合唱した。近年、海外からの訪問者で賑わう上高地の国際化は、実は100年以上前のウェストンに始まる。

上高地では、新緑の季節から短い夏、そして11月15日の上高地閉山式までの期間、短いグリーンシーズンを謳歌するように、さまざまなイベントが行われる。

【上高地ウォークラリー2019】 5月7日―7月5日の期間、「坂巻・中の湯・大正池地区」「バスターミナル地区」「ウェストン地区」「明神・徳沢・横尾地区」の4つの地区のスタンプを集めると旅館ホテルやロッジで入浴やコーヒーの割引、オリジナルピンバッジなどがもらえる。

【山の日「四方山(よもやま)祭】 8月11日は山の日。2016年に国民の祝日「山の日」が制定され、第1回記念全国大会が皇太子時代の天皇陛下も臨席し上高地で
開かれたことを記念する催し。上高地バスターミナル周辺や上高地ビジターセンター周辺で音楽イベントなど開く。

【穂高神社奥宮例大祭(明神池お船祭り)】  毎年10月8日に行われる上高地を代表する秋の神事。雅楽の調べのなか2艘の船を明神池に浮かべ、山の安全を神に感謝する御船神事を行う。拝観は無料。開始は11時。御祭神の穂高見命は、日本アルプスの総鎮守で海陸交通守護の神。嶺宮は奥穂高岳の頂上に祀られている。

【上高地閉山式】 11月15日11時30分から河童橋畔で行われる。観光シーズンの無事に感謝し、上高地は冬支度に入る。

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