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織物文化を客室に ホテル双葉/越後湯沢温泉

客室リニューアル、イス・テーブル式の個室ダイニングも新設

越後湯沢温泉のホテル双葉(78室)は7月、客室12室をリニューアルした。また、イス・テーブル式の個室ダイニングを新たに16室新設した。

改装した客室には、室内の装飾やテーブルクロス、枕カバーなどに織物を活用することで、地域を代表する織物文化継承の思いを込めた。

先代女将らが接客時に着用していた着物を、解いて反物の状態に戻して洗う「洗い張り」をした後、アートとして再生した織物も用いている。

魚沼エリアは小千谷、塩沢、十日町が県内織物の三大産地。縮、絣、紬と、それぞれに特色もある。小林庄一社長は、「地域の伝統産業、伝統文化を宿としても継承していきたい。宿泊した人に、なんらかの印象を残せたら嬉しい」と話す。

12室のうち小千谷縮、塩沢紬、十日町絣に特化し、コンセプトルーム色のより強い客室も「おぢや」「しおざわ」「とおかまち」と3室つくった。

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