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豪雪が生む美 松之山温泉の冬、スノーシューで体感

美人林をトレッキング

有馬、草津とともに日本三大薬湯に数えられる十日町市松之山温泉。世界有数の豪雪地域だからこその、冬の楽しみ方がある。

松之山温泉の旅館や観光事業者でつくる合同会社「まんま」のお勧めは、「里山の恵み案内人と行く冬の美人林スノーシューと囲炉裏端体験」プラン。ガイドの案内でスノートレッキングを楽しむ。

美人林とは、松之山温泉からほど近いところにある、樹齢80年のブナ林。同じ時期に植林されたため、太さや高さが揃っているのが特徴。原生林とは違った、たたずまいの森で、そのさまが美しいから美人林。

美人林

美人林の秋は紅葉と落葉が趣を演出

雪の美人林をガイドの案内で歩くからこそ、冬のキノコを見つけたり、動物と出会えることもある。散策のあとは、「森の学校キョロロ」の囲炉裏にあたって甘酒を飲んで暖まる。

催行は1月中旬から4月初旬の積雪期。9時30分―11時30分の約2時間のツアーで、料金は2700円。

「まんま」では、新たな松之山名物づくりにも取り組んだ。源泉を利用して調理する「湯治豚」がそれ。地元産の妻有ポークを塩こうじに漬け、真空パックしてから温泉につける。65―70度の源泉に豚肉を2時間ほどつけて調理するから湯治豚。旅館の夕食メニューなどで提供している。

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