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5万平米の花畑 3月から色とりどりの"春"/松崎

田植え前の田んぼをお花畑に

松崎町の早春は広大な花畑と約6キロにわたるソメイヨシノを楽しむ。

3月上旬、松崎町那賀地区の5万2千平方メートルの田んぼでアフリカキンセンカなど6種類の花が咲き始める。アフリカキンセンカの開花を皮切りに、3月中旬にはルリカラクサ、姫金魚草、3月下旬から中旬以降にツマシロヒナギク、ヒナゲシ、矢車草が続き、2カ月間にわたって色とりどりの春の花が咲く。

最終週となるゴールデンウイーク前半には、訪れた人に自由に花摘みを楽しんでもらう。

花畑があるのは県道下田松崎線を挟んだ那賀川沿い。田植え前の田んぼを観光用に花畑にしたものだが、すっかり春の風物詩として定着した。4月上旬には那賀川沿いに約6キロ続く1200本のソメイヨシノの並木も満開となる。

松崎町のお花畑

可憐な花々の向こうに
満開のソメイヨシノも

下田松崎線を海岸に向かい国道136号線を南下すると、順に岩地、石部、雲見と海辺の温泉がある。いずれも入江の砂浜に面した温泉で、夏は海水浴客で賑わう。

石部集落から山側に徒歩なら40分ほど、車だと10分ほど入ったところに石部の棚田があり、4.7ヘクタールに約370枚の田んぼが連なる。東日本では珍しいとされる石積みの棚田という特徴を持つが、なんといっても石部の棚田を特別なものにしているのは、その景観だ。駿河湾越しに富士山や南アルプスを望む絶景の棚田として知られる。

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