300万本の大群生と灯台と 爪木崎で水仙まつり/下田
15/12/11
12月20日から ここから伊豆の花シーズンがスタート
下田市で12月20日から水仙まつりが始まる。会場は須崎半島の先端、須崎御用邸にも近い爪木崎。漂着した球根が始まりとされる300万本の水仙の大群生と白亜の灯台、美しい入江が来訪者を迎えてくれる。伊豆急下田駅からバスで15分ほど。
水仙まつり期間中、宿泊客(下田温泉旅館協同組合と下賀茂旅館組合加盟施設が対象)には甘酒をサービス。初日の12月20日と1月10、17、24日には下田太鼓の演奏と先着200人に下田名物の漁師鍋「池之段煮味噌鍋」(いけんだにみそ)のふるまいがある。水仙まつり期間中は、野菜や魚介類など地場製品の露店や簡単な食事処も設けられる。
水仙エリアには遊歩道が整備され、水仙のなか断崖の灯台まで散策が楽しめる。爪木崎灯台は高さ17メートル。1937年に設置された。灯台から遠方を望めば伊豆七島の島々。断崖に目を移せば伊豆半島ジオパークの見どころの1つ「俵磯」と呼ばれるユニークな岩場を眺めることができる。
爪木崎の手前の自然公園には約1時間のハイキングコースがある。海岸沿いのコースで、ゴールの爪木崎内には、天皇・皇后の歌碑がある。
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