新潟の春を肴に一献(1) 食と酒
13/04/03
地酒と米と肴と朝ごはん
春から初夏の観光でフォーカスするのは食、花、雪、酒、そして匠。個々の魅力をつなぐ仕掛けで新潟の春のブランド化を目指す。
まずは食と酒。満を持してこの春、新たに投入する新潟観光の戦略商品が「にいがた地酒の宿プロジェクト」。新潟清酒の達人がいる宿で、地酒と地酒に合う夕食を提供する。県内23地域の65の宿から始まる。
「米、酒、魚(肴)」を中心に据え「うまさぎっしり新潟」の商品化に取り組んできた新潟県。旅館ホテルが打ち出した「にいがた朝ごはん」や、新潟県内の寿司職人が開発した「新潟すし三昧 極み」でフィーチャーした米、魚と、最後に残ったキーワードである酒をつなぐ。
新潟のおいしいコシヒカリを、その土地の水で炊き、その土地の食材を使ったおかずで食べてもらう「にいがた朝ごはん」もすっかり定着。春のキャンペーンでは21地域の142軒の宿で、おいしい「にいがた朝ごはん」が食べられる。新潟県内産のコシヒカリと、温泉地ごとに共通のおかずを各旅館が提供する。