JR東海の新型車両、特急ひだに導入 快適性が向上したハイブリッド列車
23/07/28
鉄道の旅の魅力を増幅
下呂への鉄道によるアクセスをこれまで以上に快適にしたのが特急「ひだ」の新型車両だ。2022年7月に投入されたもので、“ハイブリッド方式”と呼ばれる次世代型。安全性や快適性が向上し大阪・名古屋から下呂・高山方面への鉄道の旅の魅力を増幅させた。
新型車両は「HC85系」。「Hybrid Car(ハイブリッド・カー)」と、従来の「85系気動車」からの命名だ。ディーゼルエンジンと蓄電池の電力を組み合わせて走るハイブリッド方式の車両で、安定性と快適性の向上、環境負荷の低減というメリットをもたらす。
乗ってきて気づくことは、やはり静かさ。これまでの気動車はエンジン音で騒音が少なからずあったが、それが大きく軽減された。風光明媚な車窓風景を静かに快適に眺められる。ハイブリッド方式の鉄道車両として国内初の最高速度120キロでの走行も改善点のひとつ。
車内では無料Wi―Fiを全車両に、座席コンセントを全座席に設置するなど利便性も高く、旅行にビジネスにと幅広く利用シーンに応えている。
なお、3月のダイヤ改正で定期列車のほぼすべてがHC85系に切り替えられた。
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