見よ、これがワールドクラス隠岐だ（2）　のんびり島・知夫村

17/07/12

西日本：奇跡の感島隠岐へ飛び立つ：

怒りの「レッドクリフ」、癒しの大パノラマ

隠岐諸島有人４島の中で最も小さな知夫里島は、とにかくのんびりとした雰囲気が漂う。人も牛も馬も皆のんびり。自然と生きる姿に癒され、日々の疲れはどこかに飛んでいくだろう。

そのムードのなかで異質も言える存在が赤壁（せきへき）。中国・三国志の合戦場と同じ「レッドクリフ」。

牛馬が草を食む牧草地を抜け、歩いて丘を登ると突如現れる巨大な崖。ざっくりとえぐられたような岩肌は赤みを帯び、まるで怒気を含んだような表情を見せる。溶岩に含まれた鉄分から赤い色になったというが、その間近に迫るような迫力で自然の厳しさを教えてくれるようだ。一方で夕方になると紺碧の海に赤壁が映えるというロマンチックな風景が広がるというから自然は面白い。４―10月に運航される「赤壁サンセット遊覧船」で船から夕焼けの赤壁に迫るのもいい。

一転して北に行けば、癒しの地。隠岐一番の好展望地・赤ハゲ山は、好天の日は隠岐諸島のほか島根半島や大山まで見渡せるという３６０度大パノラマが広がる。

島根隠岐 旅のおすすめサイト

• 隠岐観光協会【島根】