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地域活性化の現場へ ちこり村、秋は栗きんとん体験も/中津川

「ちこり」の生産ファームを見学

中津川市の「ちこり村」は、欧州原産の野菜「ちこり」の栽培を通して、地域活性化に取り組む農業施設。ちこり生産で休耕田の活用、高齢者の積極的な雇用、そして観光と地域の元気を発信している。

ちこりは日本で言うならキャベツやハクサイのように、欧州ではポピュラーな存在。低カロリーと豊富な栄養素を持つ。

農商工連携による地域活性化の現場として視察も多く、観光にも対応したメニューを用意。ちこり生産ファームと、ちこりを使って焼酎をつくる「ちこちこ焼酎蔵」ではスタッフによる見学ツアーが無料で体験できる。ちこりの試食やちこり茶、ちこり焼酎の試飲、お土産購入をあわせて所要時間45分以上をとることを勧めている。20人以上の団体は要予約。

ちこり村

焼酎蔵や生産ファームでは
見学ツアーを実施

併設レストラン「バーバーズダイニング」では地元農家のお母さんたちによる、ちこり料理を含めた地元野菜中心の「おふくろの味」がビュッフェスタイルで楽しめる。

体験企画は秋限定の「栗きんとんのしぼり体験」。中津川は栗の産地で、栗きんとん発祥という地元の食文化を伝えたいと2012年から始まった。練った栗を絞り、紙に包み、箱詰めという工程で6個作ってお土産に。地元のおばあちゃんと会話を楽しみながら体験でき、口コミで参加者が増えているという。

期間は例年9月17日―12月4日で、所要時間は約40分。80人まで体験可能。料金は1人1600円で10人以上の団体は100円引き。

問い合わせは電話0573―62―1545。

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