うだつの町並み×美濃和紙で秋夜の情緒 10月8-9日に「あかりアート展」/美濃
16/09/30
美濃の誇りで歴史風情際立つ秋
美濃市の秋の風物詩「美濃和紙あかりアート展」が今年は10月8―9日に開かれる。重要伝統的建造物群保存地区「うだつの上がる町並み」に地元特産の美濃和紙の灯りのオブジェを配置。美濃が誇る古い町並み×伝統工芸の融合で、初秋の歴史情緒が際立つ夜になる。
同展は毎年この時期に開かれており、今年で23回目。美濃和紙文化の再生と、「うだつの上がる町並み」のブランド化を目的に始まり、回を重ねるにつれイベントは定着、着実に成果を生んできた。
かつての豪商の象徴といえる屋根上の防火壁「うだつ」が上がる江戸―明治期の商家が立ち並ぶ町並みに、公募で集まった美濃和紙を使った灯りのアート作品を展示。17―21時、ほのかに灯ったあかりが町並みを柔らかく照らし、歴史と夜の闇と光による幽玄の美を演出する。応募作品はすべて展示するため、個性のぶつかりあいにも注目だ。
例年、アート展が終わっても11月末まで、同展の優秀作品を町並みの軒先に常設展示する「あかりの町並み」を実施。作品はアクリルケースに入れての展示で、雨の日でも観覧が楽しめる。
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