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加納莞蕾の思い 加納美術館長が出版/安来

芸術、平和活動を綴る

島根県安来市出身で世界平和を求め続けた画家、加納莞蕾(かのう・かんらい、本名・辰夫)さんの生きざまを描いた「画家として、平和を希う人として」がこのほど、四女で加納美術館館長の加納佳代子さんによって自費出版された。

莞蕾さんはフィリピンで投獄された旧日本軍戦犯の釈放に奔走したが、これまで莞蕾さんの平和への活動を体系的にまとめたものがなかった。戦後70年を前に、莞蕾さんの活動記録を読み返した佳代子さんは、この思想を後世に残したいという思いから、父と過ごした思い出も含めて3年かけて書き上げた。

加納莞蕾

莞蕾さんの活動をまとめた一冊

本は「故郷」「画家として」「嘆願―赦し難きを赦す」「その後の加納辰夫」の4章で構成されている。巻頭には莞蕾さんの油彩や墨彩、書をカラーで掲載した。2160円。問い合わせは電話0854―36―0880。

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