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神楽を満喫する石見の旅(4) 「花燃ゆ」の舞台・萩へ

幕末の香り漂う城下町を歩く

今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロインは吉田松陰の妹の杉文(すぎ・ふみ=のちの楫取美和)。

現在、ドラマは文を中心に困難を乗り越えていった杉家の強い絆、松陰の志を継ぐ若者たちの青春群像がダイナミックなスケールで描かれている。

ドラマの舞台となる幕末の萩の城下は、今でも「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」といわれ、吉田松陰や木戸孝允、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文らが生きた時代を感じることのできる史跡や旧宅、誕生地が点在している。

松下村塾

萩市内にある松下村塾

この萩城下へもっとも近い空港が萩・石見空港。同空港を利用して、萩を訪れ、松陰や文の足跡を歩きたい。

空港と萩市内を70分で結ぶ 萩近鉄タクシー

萩近鉄タクシーは4月1日から、萩・石見空港と萩市内を結ぶジャンボタクシーの運行を始めた。

料金と所要時間は、空港から萩市中心部までが2500円・70分、奈古・木与・宇田駅までが2千円・40―50分、須佐駅・江崎本町までが1500円・30―40分。

利用前日までに電話かファクスでの申し込みが必要。旧萩市内の宿泊先への送迎がある。基本はジャンボタクシー(最大定員9人)を利用するが、中型タクシーになる場合もある。

問い合わせは電話0838―22―0924。空港から津和野方面への乗合タクシーについては第一タクシー 電話082―878―3333。

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