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神威高まる今こそ山陰へ 出雲大社「平成の大遷宮」

今年は「ご縁参り」へ 大遷宮は16年3月まで

島根県・出雲大社で行われている「平成の大遷宮」。60年に一度の遷宮は2013年5月の本殿遷座祭でクライマックスを迎えたが、大遷宮自体は16年3月まで続いている。本殿の修造が完了し、美しく蘇った神々の集いし地への「ご縁参り」に新たな気持ちで臨みたい。

平成の大遷宮は08―16年まで、9年におよぶ一大行事。摂社・末社の改修は続いており、今後は銅鳥居や釜社、祓社などが修造される。出雲大社では今年も5月10日の遷宮記念祭を皮切りに様々な祭礼行事が行われていく。

修造された本殿は、やはり特徴である大屋根に目が行く。面積約180坪、軒先の檜皮の厚さは約1メートルにもおよぶスケール。約70万枚もの新しい檜皮が使われ、美しくも重厚感あふれる光景は神気に満ちている。新しくなった本殿を参拝すると「新しく生まれ変わる力」「新しいご縁」を授かるといわれ、修造で神威が高まっている今こそ「ご縁」を結ぶ契機といえそうだ。

出雲大社

拝殿には本殿修造中、神々が移されていた。
「新しいご縁」に願いを込めたい

「平成の大遷宮」は全国から大きな注目を集め、本殿遷座祭の13年には島根県への入込客数も大幅増となった。この機会を生かそうと遷宮前から、そして今も島根県全県を挙げて観光の魅力創出、おもてなしの磨き上げへの努力が続けられており、様々な旅行プラン・商品も続々登場、定着。新しい島根県観光はこの先も輝き続ける。

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