唐津特有の歴史文化を訪ねて 文化財や施設巡る
唐津城や旧高取邸へ
唐津市内には地域の歴史文化を物語る文化財や施設が点在している。唐津市が設定している旅行会社向けの旅行商品補助金で、補助の対象となる有料観光施設・文化施設を紹介していこう。
呼子の朝市通りの先には、江戸期から明治期にかけて呼子町で盛んだった捕鯨の歴史を現在に伝える「鯨組主中尾家屋敷」。鯨組主として巨万の富を得て築いた屋敷は佐賀県と唐津市の重要文化財に指定されている。家屋は築250―270年。開館は9―17時。水曜日と年末年始が休み。入館料は一般200円、小・中学生100円。20人以上の団体は2割引。
波戸岬にある「玄海海中展望塔」は玄海灘に突き出た長さ86メートルの桟橋の先にある展望塔。海中窓からメジナやスズメダイ、クサフグなどを観察することができる。営業は9―18時(10―3月は17時)荒天時を除き無休。入場料は大人550円、小人250円。
「茶苑海月」は名護屋城跡の一角にある茶室で、数奇屋造りの茶室からは野趣に富んだ庭園を見ることができる。営業は9―17時。第2・第4水曜日と年末年始が休み。料金は500円(抹茶と和菓子が付く)。
海沿いの高台に建つ「唐津城天守閣」は唐津のランドマーク。天守閣には江戸時代の唐津城下町のジオラマや武具、唐津焼などが展示されている。開館は9―17時、年末休み。天守閣観覧料は一般410円、小・中学生200円。20人以上の団体は一般320円、小・中学生160円。
「旧高取邸」は杵島炭鉱など肥前の炭鉱王として財を成した高取伊好が建てた邸宅。国の重要文化財の指定を受けている。9時30分―17時まで開館。月曜休み。入館料は一般510円、小・中学生250円。20人以上の団体は2割引。
唐津といえば唐津くんちが有名。毎年11月2―4日に行われる唐津神社の秋祭りで、みどころは重さ2―4トンに達する曳山巡行。「曳山展示場」では、くんちの曳山全14台を見ることができ、祭りの映像も放映している。開館は9―17時。年末と12月の第1火・水曜日が休み。料金は一般300円、小・中学生150円。20人以上の団体は一般240円、小・中学生120円。
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