丹後を列車で満喫 KTRの観光列車
14/09/16
丹後の食を味わう「くろまつ」
JR山陰本線と北近畿タンゴ鉄道(KTR)。北近畿を走る路線は車窓を流れる自然と風土を伝える風景が旅情を誘う。紅葉と雪景色を眺めながらののどかな鉄旅も秋冬の魅力だ。
KTRは福知山と丹後を結ぶ。昨年来、3色の観光列車が登場し注目を集めている。いずれの列車も沿線の白砂青松を象徴する「松」をモチーフに、木材を多用した車内はシックな雰囲気。日本海側の西舞鶴―豊岡間を走る「あかまつ」、福知山から天橋立へ大江山中を走る「あおまつ」はゆったりと自然を魅せる。いずれも毎日運行。「くろまつ」は沿線の味覚を使ったスイーツ、ランチ、地酒をテーマに週末に1日3運行。丹後の食が詰まった最上級の列車だ。
JR山陰本線は但馬の車窓風景も見どころ。鎧駅や余部橋梁から望む日本海の絶景、城崎温泉近くの円山川など自然の旅情に包まれている。
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