秋冬こそ「まんぷくシーズン」 丹後編
14/09/16
カニとブリしゃぶとカキ
北近畿秋冬の「まんぷくシーズン」丹後編もこれまでの但馬、丹波・若狭路に負けず劣らずの魅力がずらりと並ぶ。
「冬の味覚の王様」松葉ガニは毎年、11月初旬に山陰沖沿岸で漁が解禁されると、丹後では京丹後市丹後町間人や宮津、舞鶴など各港で水揚げ。それぞれ港ごとにブランド化され、新鮮で最高級の品質を証明するタグ付きカニは垂涎の的だ。
弾力ある白い身と濃厚なコクはぜひ現地で新鮮なものを味わいたい。ゆでガニ、焼きガニ、蒸しガニと調理法で味わいは様々。カニすきを中心に据え、家族でグループで一心不乱にカニと向き合おう。漁期が終わる3月ごろまで、北近畿各地の旅館ホテル、民宿でフルコースを提供する。
対抗するのは丹後の寒ブリ。12―2月に大敷網漁が行われ、体長1メートル、重さ10キロ超もの大物があがる。日本海の荒波で締まった身に脂が絡み合った美味さは、宮津市や伊根町の郷土料理「ブリしゃぶ」でシンプルに味わおう。
湾の恵みは11―3月が旬のカキ。京丹後市久美浜湾や舞鶴市舞鶴湾で育てられたカキは、大ぶりで肉厚、濃厚な旨味を持つ。焼きカキやカキちりのほか、舞鶴では「かき丼」がご当地メニュー。
伝統の郷土食は、京丹後市の「ばらずし」や伊根町の「筒川そば」がおすすめだ。
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