与謝野・ちりめん街道は大正-昭和のまち
14/09/16
歴史ロマンを華やかに
与謝野町は、高級織物「丹後ちりめん」の産地として栄えたまち。町中心部にはその伝統を伝える古い町並み「ちりめん街道」が広がる。静かなまちが今も誇る地域への矜持を感じて歩きたい。
街道沿いの家屋は昔ながらのたたずまい。玄関先には揃いのちりめん製の暖簾がかかる。これに加え、洋館を有する江戸期建造の旧尾藤家住宅、洋風の近代建築である旧加悦町役場庁舎といった建築物が、往時の繁栄と大正―昭和ロマンを感じさせる。
10月12日には「ちりめん街道まるごとミュージアム」と題し、まちをそのまま博物館と見立てた秋の恒例イベントを開催。丹後ちりめんの着物ショーや特産品を販売する街道市など多彩な催しで街道に賑わいを創出する。
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