若狭さとうみハイウェイ全通 恐竜展など記念CP
アクセス容易に 特別企画や祭りで秋冬楽しむ
福井県若狭地方へのアクセスが今夏、格段に向上した。舞鶴若狭自動車道「若狭さとうみハイウェイ」が7月20日、小浜IC(小浜市)―敦賀JCT(敦賀市)間約39キロの開通で全通となり、京阪神と北陸を結ぶ環状高速道路ネットワークが完成。各方面からの誘客、周遊の幅の拡大が見込まれる。
この機会を逃すまいと県や沿線自治体などは11月30日まで「海湖(うみ)と歴史の若狭路キャンペーン」を展開。地域の伝統的な祭りや記念イベントを前面に押し出し、若狭路の魅力を伝えている。
舞若道全通の特別企画は沿線各地で開催。美浜町では10月4日―11月16日、町総合体育館で「若狭路恐竜展2014」が開かれる。福井県立恐竜博物館が所蔵する約20体の恐竜全身骨格標本や化石を展示。県内で発掘された恐竜フクイラプトルの復元骨格も登場する。期間中は同町制施行60周年の記念イベントも同時開催。全国のゆるキャラを集めた大運動会、若狭の伝統食へしこの料理対決、物産展などが催される。
美浜、若狭両町を結び、三方五湖を望むレインボーラインはキャンペーン期間中、通行料が半額に。普通車は通常1040円が520円で走行できる。
そのほか、小浜市の若狭歴史博物館ではリニューアル記念展(別掲)、敦賀市と南越前町では10月まで、旧国鉄北陸本線トンネル群と周辺観光地をガイドの案内で巡るツアーバスを運行する。
エリア全域を対象にした企画は「モリモリ若狭路キャンペーン」。宿泊や食事、特産品の購入で1万円以上を使った観光客にもれなく特産品や食事券などをプレゼントする。秋は9月からの予定。
地域の祭りやイベントにも見どころが多い。古刹を訪れての秘仏めぐりバスツアーは小浜・若狭版が9月13日―10月13日、おおい・高浜版が10月18日―11月16日のいずれも土日祝に実施される。小浜市では若狭地方最大の祭り「放生祭(ほうぜまつり)」が9月13―14日に、10月11―12日には「OBAMA食のまつり」。敦賀市では「つるが観光物産フェア」が10月24日夜―26日に開かれる。11月も3日は高浜町で「若狭高浜ふぐまつり」、23日はおおい町で「じねんじょまつり」と食欲の秋にピッタリなイベントが続く。
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