観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

祖谷「古民家ステイ」が人気 暮らすように旅を

祖谷の生活を体感

祖谷・落合集落の急激な斜面にへばりつくように民家と段々畑が連なるさまは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。その民家に泊まり、ゆったりと過ごす「古民家ステイ」が注目を集め予約客が増加傾向だ。

古民家ステイは日本文化の研究者で京都でも町家の再生に取り組むアレックス・カーさんがプロデュース。落合集落には現在、茅葺きの民家を改装した3軒が営業中だ。いずれも躯体はそのままにし、水洗トイレやインターネット接続など内部設備を現代風にして快適性を高めている。

「浮生」は集落の最高所に位置。囲炉裏のあるリビングからは四国山地の絶景が広がる。1棟貸しで定員は5人まで。料金は2人1棟利用、食事なしで1人1万円から。

浮生

浮生

「晴耕」と「雨読」は隣接しており、両棟合わせて10人まで宿泊することができる。将来的には集落内に8棟の古民家ステイを整備する考え。

晴耕雨読

晴耕と雨読

食事については、希望により夕食を地元飲食店の特別メニューを各宿までケータリングサービスを実施。季節ごとに旬の山菜や祖谷地方のジャガイモや岩のように固い祖谷豆腐などを提供する。夕食は1人3千円。食パンと野菜のデリバリーもあり、こちらは夕朝食3人分で8500円から用意している。

いずれも事前予約が必要(電話0883―88―5120)。

四国徳島 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ