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山城・大歩危妖怪村がサントリー地域文化賞

「伝承」の観光化を評価

三好市山城町には多くの妖怪伝承があり、近年「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」としてまちおこしに生かしている。8月にはサントリー文化財団の「サントリー地域文化賞」を受賞。勲章を得て妖怪村はさらに前進する。

山城の妖怪伝承は、自然に畏怖の念を抱きながら共生してきた歴史が生んだ。110カ所以上の伝承が残され、児啼爺(こなきじじい)など54種類の妖怪が棲むという。

地元では2008年に妖怪村を結成。散策コースの整備や「妖怪屋敷」での凝りに凝った展示、イベント、「妖怪の里歩きツアー」の実施など多様な展開で地域おこしを図ってきた。今では「妖怪村」として知名度が高まり、観光素材として知られるように。11月24日は毎年恒例の「妖怪まつり」もあり、多くの参加者が期待されている。

妖怪屋敷

「妖怪屋敷」で妖怪たちを紹介

地域文化賞は歴史・伝統継承などを通じ地域文化の発展に貢献した個人や団体を顕彰するもの。今回、妖怪村の観光活性化による地域おこしへの取り組みが評価され、受賞にいたった。

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